■「『福井青春物語』完成記念映画祭」レポート
2005年5月1日(日)〜3日(火)
津田寛治や山本浩司を始めとする福井出身のキャストとスタッフによる福井全開の映画「福井青春物語」(森川陽一郎監督)。私も俳優として本編に出演し、更にメイキング・ドキュメンタリー「福井青春革命」の監督を兼任した。正月休み返上で行なわれたあのロケから5ヶ月後、ゴールデンウィークの帰省客と地元客とでごった返す福井駅前の響のホールにて、遂に完成記念映画祭が開催されることとなった。
魅惑のラインナップ
完成記念“映画祭”ということで、今回はこの「福井青春物語」と「福井青春革命」の二本立てをメインに、この作品や福井に所縁のある映画を一挙に集めての上映プログラムが組まれた。ここでしかお目に掛かれないような津田寛治監督作品や山本浩司監督作品など、映画ファンにとっては非常に嬉しいラインナップだ。
私に関係する作品も多数上映される。まず出演作に「福井青春物語」と「Kの昇天」(酒井和美監督)。そして監督作に「福井青春革命」と「the rootless wanderer」、そして最新作「白鳥の湖」(10分バージョン)である。これら5作品が3日間で計19回も上映されるというのだから、これは嬉しい。
上映だヨ! 全員集合
公開初日。東京から主演の津田寛治氏が舞台挨拶に訪れ、満員の観客から拍手で迎えられる。関係者皆で舞台挨拶に立ち、和やかな雰囲気のなか映画祭が開幕。まさに福井人による福井の為の映画祭。あちらこちらで福井弁が飛び交い、昨年福井を出た私も故郷の訛りに懐かしさを覚えた。
映画祭二日目。連日の舞台挨拶にも慣れ、ちらほらと作品の感想も耳に入ってくる。観客も満足していたようで何より。その中でも特に、世界初公開となる拙作「白鳥の湖」が好評を博したことは感慨深い。
映画祭最終日。我がKENFIL ARTS PRODUCTIONのメンバーも続々と駆けつける。福井支部から枡谷拓幸、吉村昌和、関妙子ら各氏。そして「the rootless wanderer」と「白鳥の湖」の福井初公開に合わせて、2作品の音楽監督を務めた真柴史朗氏が初来福。その日の響のホールの控え室が宴会場と化したのは言うまでもない。勝手に持ち込んだビールや焼酎で乾杯。そのまま赤ら顔で舞台挨拶に臨む。いやはや、最高に楽しい映画祭だ。まさに祭の真骨頂。映画と酒があれば他に何も要らない。
閉幕
三日間にわたって開催された完成記念映画祭が閉幕。何と観客動員数1200人以上という驚異的な数字を叩き出した。何度も言うが1200人である! この数字は常識で考えても凄い。福井がこれほど熱く燃えた三日間は今まで無かったのではないだろうか。このような素晴らしい映画祭を成功に導いた森川陽一郎監督とスタッフの皆様に感謝の意を表したい。ご苦労様、そして、有難う!
そして閉幕後も祭は続く。“打ち上げ”という名の宴である。その夜は居酒屋の閉店時間を過ぎても飲み明かし、関係者一同映画談議に花を咲かせた。

▲打ち上げにて、関係者らと
我が故郷・福井。素晴らしき映画文化が育ちつつある。いつか私も、この福井を舞台にした映画を撮りたい。
小野寺昭憲 |

舞台挨拶にて

津田寛治氏と森川陽一郎監督

俳優・津田寛治氏と

山本浩司氏の父上と

俳優・榎ちひろ氏と

音楽監督・真柴史朗氏と

KENFIL ARTSのブレイン

酔いどれ俳優・山田昭二氏と
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