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「山形国際ムービーフェスティバル2005」レポート

2005年10月8日(土)

山形国際ムービーフェスティバルは、受賞監督らの次回作に総額2600万円の製作費援助という国内最大級のスカラシップ制度を設けた映画祭である。まさに千載一遇のチャンス。我が監督作「白鳥の湖」のノミネートを受けて、我々はキャスト&スタッフ一同ほぼ全員で山形入りを決した。

当日は神奈川から私と主演の真理子、娘二人、大阪から音楽監督の真柴史朗氏、東京から助監督の関宏和氏、俳優の初海大氏、YUKIYA氏、麻生光氏、保田泰志氏が参加し、総勢10名の大所帯で山形に乗り込んだ。全員が黒スーツに白シャツで統一された正装に身を包めば、まるでヤクザのご一行である。最高にクールだぜ。

会場前での集合写真
▲会場前での集合写真

シネマ旭にて

会場となったのは七日町の映画館シネマ旭。中はかなり広い。ざっと300人程度は収容出来るのではないだろうか。スクリーンも横幅10メートルという大型サイズ。素晴らしい。こんな場所で「白鳥の湖」を観て頂くことが出来るとは。そうこうしているうちに上映も滞りなく終わり、続けて他のノミネート作品も鑑賞。最近のブームなのか、月9的ドラマ目立つ。

会場入口の販売所では、山形名物の芋煮と玉こんにゃくを食す。閉会前にも関わらず、メンバー皆でビールを何本も飲みまくった。

白鳥は飛ばず

さて、いよいよ授賞式が始まる。緊張がメンバー全員に走る。まだか、まだか、まだ名前は呼ばれぬか。期待と不安の入り混じる何とも言えぬひと時。・・・しかし、結局最後まで呼ばれぬまま閉会式は幕を閉じた。何ともはや、残念無念の極み。2600万円の夢は露と消えた。

しかし閉会後、何人かのノミネート監督らが『白鳥は良かった。最高だった』と話し掛けて来てくれた。評価云々よりも、そうやって同じ立場の方々から賛辞を頂くことは何より光栄である。

レセプションパーティにて

閉会式の後は、会場を山形グランドホテルに移してのレセプションパーティに出席。審査委員長であるライブドアの堀江貴文社長や、映画監督の村川透氏を交えての立食形式の懇親会である。松田優作主演の遊戯シリーズや「西部警察」など、私は個人的に村川監督の作品はかなり好きだったので、今回は是非とも「白鳥の湖」に対する講評を直接お聞きしたかった。その旨をご本人にお伝えすると、実に快く作品評を述べて下さった。が、ただ一つ、村川監督が「あの作品はラストシーンがよく分からない」とおっしゃていたのが今でも気に掛かっている。私は「野獣死すべし」のラストシーンの方が、よっぽど意味が分からないと思うのだが。

村川透監督を囲んで
▲村川透監督を囲んで

祭のあと

全てが終わったのが午後9時過ぎ。現地解散で各々が帰途に就く。あっと言う間であったが、実に有意義な一日であった。結果は残念であったが、こうして遠路はるばるやって来た東北山形の地でメンバー全員が盛り上がれたことを思うと、自分は本当にいい人達に恵まれているなと感じる。彼らの期待を裏切らぬように、また次、更にいい作品を創り出していかねばならない。そう誓いを新たにした一日であった。

小野寺昭憲
麻生光氏、YUKIYA氏と
麻生光氏、YUKIYA氏と
真柴史朗氏とキャストの面々
真柴史朗氏とキャストの面々
閉会式の模様
閉会式の模様
堀江貴文社長と
堀江貴文社長と
村川透監督と
村川透監督と
俳優・天宮良氏と真理子
俳優・天宮良氏と真理子
舞妓さんと真理子と桜華
舞妓さんと真理子と桜華
テレビ取材を受けて
テレビ取材を受けて

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