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制作レポート |
■CF「Captain of the Ship」制作レポート
2005年8月17日(水)
CF「Captain of the Ship」。いよいよこの恐るべきロケがやって来た。撮影場所は神奈川県藤沢市鵠沼海岸。キャスト6名、スタッフ4名、総勢10名による真夏の湘南ロケである。体感温度50度を越える炎天下の砂浜での撮影は体力勝負。一気に撮り切らねばならない。NGは極力出さぬよう、一発OKで進めねば体力を無駄に浪費してしまう。
超特級夕張メロン
本作は最高級メロンである本場北海道産“夕張メロン”のCFである。夏と言えば海、そしてスイカだが、私は敢えてここにメロンをぶつけ、既成概念の打破を試みる。その為に用意されたのは、創業51年を誇るメロン専門店・藤本青果の藤本博生社長が絶対の自信を以て送る超特級夕張メロンである。これがまた頬が落ちるほど甘く熟れて美味しい。
素晴らしき俳優陣
今回の出演者は6名。伊藤龍哉氏、小野孝弘氏、佐藤博行氏、林正樹氏、保田泰志氏、そして我が娘・桜華。いずれも経験豊富な精鋭俳優ばかりをキャスティングした。敢えて演技未経験者を外したのは、この過酷な撮影を少しでもスムースに進行させる為である。スタッフも「白鳥の湖」から参加している関宏和氏、長澤和弘氏、関口夏子さんが今回も引き続き参加。
灼熱地獄
最も気をつけねばならないのが熱中症・熱射病の類。適度に休憩を挟みつつ、水分補給を怠らないように心掛けた。人間だけではなく、キャメラにも気を配らねばならない。潮風で精密機器がイカれぬように、機体には防水カバーを、レンズには保護フィルターを掛けた。また、直射日光で機材が熱を持たぬように、撮影時以外は反射板などで全体を覆った。テープ交換時などは、風で撒き上がった砂が混入せぬように細心の注意を払った。
以上の留意点を踏まえつつクランクイン。この時期はまだ海岸には海水浴客が目立つが、それでもなるべく人の少ない遊泳禁止区域を押さえることに成功。キャメラを据え付け、段取り通り一気に撮影を開始する。CFの完成尺は60秒、カット数は11。うまくやれば日没までには撮り切れる算段である。
撮影が始まってしまえばもう何も心配することは無かった。素晴らしい俳優陣が間違いの無い演技を披露。ほとんど一発OKで順調に撮り進めることが出来た。
クランクアップ
正午に撮影を開始し、日没間近の午後6時にクランクアップ。およそ6時間に及ぶ過酷なロケは無事終了した。最期は皆で砂浜に腰を下ろし、、寄せる細波の音に耳を傾けながら、メロンとスイカを食べて互いの労をねぎらった。

▲クランクアップ後に全員集合
暑かった。熱かった。この日のことを私は生涯忘れはしないだろう。湘南が最も熱く燃えた、この夏の一日のことを。
小野寺昭憲 |

鵠沼海岸

俳優・伊藤龍哉氏

俳優・小野孝弘氏

俳優・佐藤博行氏

俳優・林正樹氏

俳優・保田泰志氏
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