■CF「TRADE」制作レポート
2005年8月21日(日)
この日、東京都江東区の某所にてゲリラ的にCF「TRADE」の撮影を敢行。撮影許可を申請しなかったのは、単に煩雑だったというよりは、地理的に凡そ許可が下りないであろうことが容易に推察し得たからである。私は無駄な努力はしたくない。ただ芸術の為に、誰にも迷惑を掛けず、ちょっといい作品を撮りたいだけなのである。しかしもし運悪く発見された時は、責任者として全責任を負うつもりでいる。が、絶対に発見されてなるものか。
極上の蟹
今回のメインとなる商品は、その極上の味と確かな品質で全国的に有名な本場北海道の最高級活蟹専門店・蟹ゆで名人の本タラバと毛蟹。撮影では1尾20,000円相当のゆでタラバを4尾、1尾8,000円相当のゆで毛蟹を6尾、計10尾12,8000円相当の蟹を贅沢に使用。炎天下での撮影に備えて、ロケ当日は株式会社やまねで調達したドライアイス8kgと氷柱10kgを用意し、クランクアップ後に撮影に使用した蟹をそのまま食べれるよう、蟹の鮮度保持を最優先にした。
お馴染み白鳥メンバーの面々
出演者は、「白鳥の湖」でお馴染みの初海大氏、保田泰志氏、麻生光氏、そして今回ロケハンにも協力して頂いたYUKIYA氏。既に何回も現場でご一緒しているだけに、お互いに気心が知れている仲である。同じく助監督の関宏和氏、長澤和弘氏ともに息がピッタリで、白鳥ファミリーのチームワークの良さに改めて感動すら覚えた。
強風の中の撮影
写真にあるように、ロケ地はだだっ広い建築現場。事前に工事の休みの日を調べておいたお陰で、人っ子一人いない、目障りな建物物も無い、車も走っていない状態の、まさに撮影には打ってつけの場所を確保することが出来た。ただ、風除けとなるものが一切無いので、とにかく延々と強風が吹き荒んでいる。ガンマイクもこんな状況では役に立つわけもなく、同録は諦めるほかはない(後日アフレコ決定)。撮影中もまた、オールバックで固めた俳優陣の髪が爆発したり、蟹を収納していた保冷用スチロール箱の蓋がぶっ飛んだり、煽られて三脚の位置がずれたりと、とにかく強風には面白い経験をさせられた。しかし一番面白かったのは、毛蟹に噛り付いたYUKIYA氏の鼻の頭から血が噴出したことであろう。笑っちゃいけないが、これは笑ってしまう事実である。
クランクアップ

▲クランクアップ後に全員集合
直射日光も何のその、ドライアイスと氷柱のお陰で蟹は生き延びた。実際撮影自体も至極快調に進み、およそ4時間程度でクランクアップを迎えた。最後はその場で全員が蟹を貪り食い、12,8000円を見事に消化。その日は日が落ちても皆帰ることはなく、遥か向こうに輝くレインボーブリッジを眺めながら、延々と談笑し合ったのを覚えている。
小野寺昭憲 |

極上本タラバ

極上毛蟹

感動のデカさ

保田泰志氏と初海大氏

ロケハンにて、YUKIYA氏と

クランクアップ!
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